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観葉植物の葉が薄い緑色になる3つの原因と対処方法

· 最終更新日 2026/8/10

葉はまだ黄色くないものの、以前より緑が浅く、株全体がぼんやり明るく見えます。主な原因は三つです。光が足りない、使える栄養が足りない、根が水や栄養を取り込みにくい状態です。

すぐに肥料を足すと、根が傷んでいる場合には負担を増やすことがあります。株全体、古い葉、新しい葉のどこが薄いかを確かめ、原因ごとに対処を分けます。

原因1:光が足りず、株全体の緑が薄くなる

薄い緑色の葉を光・栄養・根の3つに分ける図解

窓から遠い場所や、季節が変わって日が入りにくくなった場所では、株全体の葉色が薄くなることがあります。茎が間延びする、新しい葉が小さい、成長が遅いという変化が重なる場合は、光不足を疑う材料になります。

光が足りない場合でも、急に強い直射日光へ移すと葉焼けを起こすことがあります。植物の種類によって必要な明るさも違うため、葉色だけで置き場所を決めることはできません。

できること。 窓からの距離、カーテン、季節による日の入り方を確認します。以前より暗くなっていた場合は、直射日光を避けながら、数回に分けて少し明るい場所へ移します。移した日を記録し、新しく開く葉の色と大きさを比べます。

原因2:使える栄養が足りず、古い葉か新しい葉から薄くなる

葉の緑色は、葉緑素という色素で作られます。葉緑素を保つために必要な栄養が不足すると、緑が薄くなる状態、クロロシスが起こります。ただし、クロロシスは見た目の名前であり、どの栄養が足りないかを決める診断名ではありません。

窒素のように株の中を移動しやすい栄養が足りないと、古い葉から新しい葉へ材料が移されるため、下の古い葉から薄くなりやすいとされています。鉄やマンガンのように移動しにくい栄養が足りない場合は、新しい葉から薄くなり、葉脈の緑だけが残ることがあります。

これらは一般的な植物栄養の傾向です。観葉植物の種類によって現れ方は違うため、「古い葉なら窒素不足」と一つに決めることはできません。下葉が黄色まではっきり変わった場合は、観葉植物の下の葉が黄色くなるのはなぜ?で、水やりとの違いも整理しています。

できること。 最後に肥料を与えた時期と、その後の成長を確認します。長く施肥していなくても、先に土の湿り方と根の状態を確かめます。根に問題がなく、生育期に入っていることを確認できた場合に、その植物向けの表示に沿った通常の施肥へ戻します。一つの栄養だけを原因と決め、濃い肥料を追加することは避けます。

原因3:根が水や栄養を取り込みにくい

土が長く湿って根の周りへ空気が届きにくい場合も、鉢の中が根でいっぱいになった場合も、葉へ水や栄養を送りにくくなります。見た目は栄養不足に似ていても、肥料そのものが足りないとは限りません。

鉢底から根が出る、水が土へしみ込みにくい、成長が止まるという変化が重なる場合は、根詰まりが候補です。反対に、水やり後も鉢が長く重い、土から普段と違うにおいがする、葉が垂れる場合は、過湿で根が働きにくい可能性があります。

できること。 鉢底から水が抜けるか、水やり後に鉢が軽くなるまでの時間が以前と変わっていないかを確認します。安全に鉢から抜ける場合だけ、根が鉢の形に密集しているか、茶色く柔らかい根が増えていないかを見ます。根詰まりと根の傷みでは対応が違うため、葉色だけを理由に植え替えません。

黄色い葉の記事とは扱う段階が違います

この記事で扱うのは、緑色が残っているものの、以前より薄く見える段階です。葉がはっきり黄色くなっている場合は、葉の位置、葉脈、土の乾き方から広く原因を考える観葉植物の葉が黄色くなる原因はどう見分ける?を確認できます。

新しく開いた葉だけが薄く、時間とともに濃くなり、ほかの症状がない場合は、変化を記録しながら待てることがあります。購入時から淡い葉色の品種もあるため、以前の写真と比べて、本当に色が変わったかも確認します。

一度に三つを変えず、次に出る葉を比べます

置き場所、肥料、水やりを同時に変えると、どの変更が関係したか分からなくなります。急いで対処する症状がなければ、根と土に異常がないことを先に確認し、そのあと一つずつ条件を見直します。

新しい葉まで薄くなる、株全体がしおれる、斑点や変形が増える場合は、光や栄養だけの問題と決めず、植物名と経過が分かる写真をそろえて相談します。

Sources — 参考文献・原典

※リンク先で、研究の対象や条件を確かめられます。研究結果をすべての植物や状況に当てはめられるとは限りません。