Leaves
観葉植物の葉が黄色くなる原因はどう見分ける?
葉が一枚だけ黄色くなることもあれば、株全体の色が薄くなることもあります。どちらも同じ黄色に見えますが、考えられる原因は同じではありません。
観葉植物の葉が黄色くなったときは、色だけで原因を決められません。黄色くなった葉の位置、葉脈、土の乾き方から、次に確認する場所を絞ります。
まず見るのは、黄色の濃さではなく、株のどこから変わったかです。そのあとで、葉脈、土、根を確認します。
黄色い葉の場所を見ます
下の古い葉だけが、ゆっくり黄色くなっている場合があります。古い葉が役目を終えるときにも起きる変化です。株が、古い葉にある養分を新しい葉へ移している場合もあります。
新しく出た葉から黄色くなる場合は、別の原因を考えます。鉄など、株の中で移動しにくい養分が足りないと、新しい葉に変化が出やすいとされています。
新しい葉も古い葉も同時に黄色くなるときは、土と根を先に見ます。根がうまく働けないと、葉の位置に関係なく水や養分が届きにくくなるためです。
葉脈が緑のままかを見ます
葉全体が同じように薄くなる場合と、葉脈だけが緑に残る場合があります。
葉脈の間から黄色くなる変化は、鉄やマグネシウムなどの不足で見られることがあります。ただし、どの葉に出るかは養分によって違い、植物の種類でも変わります。
葉脈の模様だけで「鉄不足」と決めないでください。次に、土の湿り方と根の状態を見ます。
土が長く湿っていないかを見ます
水やりのあと、土が何日も重く湿ったままになることがあります。土のすき間が水で埋まると、根のまわりへ空気が届きにくくなります。
根が弱ると、水や養分を葉へ送りにくくなります。その結果として葉が黄色くなることがあります。
鉢を持ったときの重さや、土の中の湿り方を確認します。根を安全に見られる場合は、白っぽく硬い根が多いか、茶色く柔らかい根が増えていないかも手がかりになります。
変化の速さも手がかりになります
古い葉が一枚ずつ、ゆっくり黄色くなる場合と、数日のうちに株全体がしおれる場合では、急ぎ方が違います。
株全体が急に黄色くなり、茎の根元まで柔らかい場合は、葉の色だけを観察して待つ状態ではありません。根の傷みなどを確認し、判断できなければ園芸店などへ相談します。
日当たりや寒さも葉色に関係する場合があります。ただし、光や温度だけを原因に決めず、置き場所を変えた時期と葉色が変わった時期が重なるかを確認します。
次に見る場所を決めます
- 下の古い葉だけがゆっくり黄色い:新しい葉が元気かを見ます
- 新しい葉が先に黄色い:葉脈の色と用土の状態を見ます
- 株全体が黄色く土も湿っている:根と水やりを先に見ます
- 急にしおれ、茎も柔らかい:早めに根の状態を確認します
黄色い葉だけでは、原因を一つに決められません。場所、模様、土、変化の速さを順番に見ると、次に確認する場所を絞れます。
この記事だけでは分からないこと
- 栄養不足の見え方は、植物の種類によって変わります
- 水、根、光、温度など、複数の原因が重なることがあります
- 葉の写真だけでは、根の状態や土の中の水分まで判断できません
Sources — 参考文献・原典
- ipm.ucanr.eduで読む
- yardandgarden.extension.iastate.eduで読む
- pubs.ext.vt.eduで読む
- epi.ufl.eduで読む
- extension.illinois.eduで読む
- udel.eduで読む
- landresources.montana.eduで読む
- extension.missouri.eduで読む
※リンク先で、研究の対象や条件を確かめられます。研究結果をすべての植物や状況に当てはめられるとは限りません。
