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観葉植物の葉裏に小さい虫、3つの候補と対処方法

· 最終更新日 2026/8/9

葉の裏をめくると、小さい虫が動いています。1〜2mmほどしかなく、何の虫なのか見当がつきません。

観葉植物の葉裏で見つかる小さい虫は、ハダニ、アザミウマ、カイガラムシの3つが多いです。どれも植物の汁を吸います。種類によって効く手が変わるので、まず候補を絞ってから対処します。

ただし、肉眼だけで種類を言い切るのは難しく、複数が同時にいることもあります。ここで分かるのは疑う候補までです。

いる場所と動き方で、3つに分かれます

葉裏の小さい虫を、いる場所と動き方からハダニ・アザミウマ・カイガラムシに絞る図解

カリフォルニア大学の資料は、ハダニが葉裏に発生しやすく、非常に小さいため見つけにくいと説明しています。ミネソタ大学の資料では、白い紙の上で葉を軽くたたいて落ちた虫の動きを見る方法が紹介されています。

アリゾナ大学の資料は、アザミウマが葉の変色に加えて新芽や花の変形を伴うことがあると述べています。カイガラムシは茎や葉腋に付着し、成虫はほとんど動きません。ただし幼虫の時期は動く種類もあるため、動かないことだけで決めないでください。

株の下の床や棚がべたついたり、黒いすす状の汚れが出たりする場合は、吸汁性の虫が出す甘露を疑います。アイオワ州立大学とメリーランド大学の資料は、このべたつきが複数の虫のいずれでも起こるとしており、べたつきだけでは種類を特定できません。

葉のかすれは水切れでも似た色むらが出ます。傷みだけで害虫と決めず、虫がいるかを必ず合わせて見てください。

まず、株を離します

種類が絞れていなくても、先にできることがあります。カリフォルニア大学の資料は、虫や病気を見つけたら、他の株へ広がるのを防ぐためすぐにその株を隔離するよう勧めています。

同じ資料は、買う前に株をよく調べて持ち込まないことも挙げています。新しく迎えた株は、しばらく他と離しておくと安全です。

ハダニへの対処

カリフォルニア大学の資料は、水を強めに、繰り返し吹きかけることで数を十分に減らせる場合が多いとしています。葉の裏までしっかりかけることが要点です。

同じ資料は、ほこりっぽい環境が発生を促すと述べ、葉を水で洗ってほこりを落とすことが予防になるとしています。また水切れした株ほど被害を受けやすいため、水やりを切らさないことも挙げられています。

ここで注意が要ります。同じ資料は、殺虫剤をまいた後にハダニが問題になることが多いと警告しています。薬剤がハダニの天敵を殺してしまうためで、種類によっては数日で急増させることがあります。安易に薬剤を使わないでください。

アザミウマへの対処

新芽や花に集まるため、被害を受けた新芽や花は切り取って処分します。カリフォルニア大学の資料は、虫が付いた部分を袋に入れて捨てることを、対処の一つとして挙げています。

跳ねて移動するので、隔離が特に効きます。

カイガラムシへの対処

固着して動かないため、水では落ちにくい虫です。アイオワ州立大学の資料は、観葉植物のような小規模な発生では、手で取り除く方法が現実的だとしています。同じ資料は、ひどく付いた茎は切り取って処分することも挙げています。

それでも収まらないとき

カリフォルニア大学の資料は、柔らかい体の虫やダニは、葉や茎を水で洗うことで落とせる場合があるとしています。まずこれらを試してください。

同じ資料は、他の殺虫剤より先に、対象の植物と害虫に登録のある殺虫石けんや園芸用オイルを検討するよう勧めています。薬剤の登録内容は地域で異なるため、この記事では製品名や使い方には触れません。

発生がひどい場合や、手を尽くしても収まらない場合は、他の株へ広がる前に処分するのが最善の場合もあると、同じ資料は述べています。

この記事だけでは分からないこと

Sources — 参考文献・原典

※リンク先で、研究の対象や条件を確かめられます。研究結果をすべての植物や状況に当てはめられるとは限りません。