Leaves

観葉植物の葉先が茶色くなるのはなぜ?

· 最終更新日 2026/7/29

葉の真ん中は緑なのに、先だけが茶色く、紙のように乾くことがあります。枯れた先は元に戻りませんが、株全体がすぐに枯れる印とは限りません。

観葉植物の葉先が茶色く枯れる原因を、空気の乾き、土にたまった塩類、カルシウムが葉先まで届かない仕組みの三つに分けて整理します。鉢の縁や土の表面につく白い結晶が、見分けの手がかりになります。

よくある原因は、空気の乾き、水やりの変化、土にたまった塩です。まず肥料を足すのではなく、鉢と置き場所を見ます。

最初に見るのは、鉢の白い粉です

根が吸い上げた水は葉先で出ていき、運ばれてきた成分は葉先に残ることを示す図

鉢の縁や土の表面に、白い粉や結晶がついていないでしょうか。これは、水や肥料に含まれていた成分が残ったものかもしれません。

根は、水と一緒に、水に溶けた成分も吸います。水は茎を通って葉へ進み、最後は葉の表面から外へ出ます。そのとき、成分の一部が土や葉に残って濃くなることがあります。

土に塩が多くたまると、葉の縁や先が焼けたように枯れる場合があります。白い結晶がある株へ肥料を足すと、塩をさらに増やすおそれがあります。

乾いた空気も葉先に表れます

空気が乾くと、葉から水が出ていきやすくなります。とくに暖房やエアコンの風が直接当たる場所では、株のまわりだけが強く乾くことがあります。

水やりの間隔が以前より長くなったときも、葉先が乾く原因になります。大学の園芸資料では、低い湿度と不規則な水やりが、観葉植物の葉先や葉の縁が茶色くなる原因として挙げられています。

ただし、葉先の色だけでは原因を一つに決められません。風が当たる場所か、水やりの間隔が変わっていないかを一緒に見ます。

水が動くと、養分も葉へ進みます

カルシウムは、水の流れに乗って葉へ運ばれる養分です。水の流れが弱いと、成長している葉の先まで十分に届かない場合があります。

この仕組みを詳しく調べた資料の一つは、レタスの葉先枯れを扱っています。その資料では、土のカルシウム不足だけで葉先枯れが起きることはまれだと説明されています。

ただし、レタスとモンステラやポトスでは、葉の形も育つ環境も違います。レタスの結果だけを見て、観葉植物へカルシウムを足す、または足さないと決めることはできません。

肥料を足す前に、四つ確認します

  1. 鉢の縁や土の表面に、白い粉や結晶がないか
  2. 受け皿に水がたまったままになっていないか
  3. 暖房やエアコンの風が直接当たっていないか
  4. 水やりの間隔が以前と変わっていないか

白い結晶が見つかったときは、すぐに肥料を足さず、塩がたまっている可能性を考えます。大学の園芸資料では、鉢へ十分な水を通し、たまった塩を外へ流す方法も紹介されています。

枯れた葉先ではなく、次に開く葉も見てください。新しい葉にも同じ変化が出れば、原因がまだ続いている可能性があります。

この記事だけでは分からないこと

葉先が茶色いという一つの変化だけで、病気や栄養不足とは決められません。最初の手がかりは、葉ではなく、鉢の白い結晶と置き場所にあります。

Sources — 参考文献・原典

※リンク先で、研究の対象や条件を確かめられます。研究結果をすべての植物や状況に当てはめられるとは限りません。